巨大クロスボウの設定( 2 )
どうもkdf1629です。
前回に引き続きクロスボウの考察です。
「対地」、「対空」についてですが、その前にまとめておく事があると思います。
クロスボウの切り替えに関して、
「下に向けると空攻めに弱くなるからどうしよう、、」
という思考が働きますよね。
当たり前です。
結局の所、ここがネックになってるから悩むんです。
では質問ですが、
「空攻めって何ですか?」
これですよ。
まずは、これをまとめる必要があります。
これが理解できて、
「クロスボウを下に向けても防衛できる配置が出来ているなら対地設定にすべき」
と考えます。
だから前回、「対空設定が基本」と書きました。
当たり前の事ですよね。
しかし、当たり前だからこそ これらの輪郭をハッキリさせる必要があるんです。
まず「空攻め」ですが、同じ空といえど攻めの性質も対策も少し違ったものになります。
陸攻めのgowivaとgowipeの対策が違うようにです。
空戦術は、ガゴラッシュ、バルーンラッシュ、アシッドレイン、ドララッシュ、ドラバル、ラヴァバル、ラヴァルガゴ、ラヴァドラ、ベビドラッシュ。
こんなもんでしょうか。何せ19体のユニットのうち5体しか空ユニットがいないのでバリエーションは少ないです。(ヒーラーは除く)
(*クイヒーラヴァルやアルティメットのようなハイブリッド戦術は除外しています。)
こう見ると使えない戦術や化石のような戦術もありますね、、。
この中で脅威となりうる戦術は、
「ドララッシュ(ドラバルを含む)とラヴァバル(ラヴァルガゴを含む)のみ」
と考えます。
次にTH別に分けてみます。
《TH9で空攻めが脅威となりうる戦術》
〜同格からの攻撃〜
TH9前半は、
「ドララッシュ、ラヴァバル」
TH9後半は、
「ラヴァバルのみ」
TH9カンストレベルは、
「特に無い」まで配置次第で持っていけるはずです。
〜TH10からの攻撃〜
TH9前半は、
「ドララッシュ、ラヴァバル」
TH9後半は、
「ドララッシュ、(ラヴァバル)」
TH9カンストレベルは、
「不安は残るが特に無い」まで配置で持っていけるはずです。
(*ただし、いずれも対空砲がMAXになっていて、強い配置である事が前提です。)
結論としてTH9は、
「ドララッシュとラヴァバルの対策を完璧にしているなら対空砲を下に向けてもいい。」
と言っていいかなと思います。
そして、カンストレベルの人が最も対地設定に向いていて、格上からの攻めを考えるとレベルが低い配置の人ほど対空設定の方が無難ではあります。(ただし、相手もそこまで上手くないので対策が取られているなら対地も有効)
と、ここまで読んでTH10からの攻撃でTH9後半へのラヴァバルのカッコ、TH9カンストレベルの「不安は残るが特に無い」は不自然に感じるかもしれません。
カッコのあるラヴァバルは「そこまで脅威ではない」という意味でつけました。
「相手が格上のTH10なのだからユニットレベルが高いラヴァバルは脅威ではないのか?」という声が聞こえて来そうです。
しかし、絶対はありませんが「そうではない」とあえて言いたいです。
その理由は、
「TH10でラヴァバルを主戦術にしているプレイヤーはほとんどいない」
という事です。
私自身、TH9ではラヴァバルを主戦術にしていました。
その頃は空軍全盛の時代で、どんな配置でも攻略出来るほどラヴァバル戦術は猛威を振るっていたのです。
しかし、私がTH10に上げて序盤を過ぎた辺りで「ラヴァバルでTH10は辛い」と陸軍への転向を余儀なくされた訳です。
エアスイーパーの登場もその頃でした。
実際にTH10では飛び道具としては使えなくはないですが、主戦術にするのは難しいです。
なんせ同格のインフェルノタワーがあまりにもキツイです。
シングルインフェルノにはラヴァがやられて、マルチインフェルノにはバルーンがやられる。
しかもインフェルノのターゲットを受けるとヒールの効果も打ち消されます。
リスクが大きいんです。
さらに、ラヴァバルという戦術はプレイヤースキルがモロに出る戦術です。
上手い下手がすぐに分かるし、「1ヶ月ぶりにやりました。」では結果は出せず、常に感覚を身につけておかないとハイレベルな攻めは出来ません。
TH10は他に強い戦術がたくさんあるんですよ。
しかも、TH10からするとTH9は格下なんです。
そんなTH10プレイヤーが、
「格下プレイヤーのためだけに同格に通用しないなような戦術を日常的に練習しますか?」
という事なんです。
しないですよね?
TH10にもTH9にも通用する戦術があれば、それを使うと思いませんか。
そういう理由から、もしラヴァバルで攻めて来てもスキル不足で「そこまで脅威ではない」と判断しました。
ユニットレベルは少し低くとも、
「ラヴァバルを常に主戦術にしているTH9プレイヤーの方が上手い」
という結論です。
どうでしょうか?
今回の考察の結果としてTH9は、
「カンストが近くなるにつれ対空砲は下を向けるメリットがある。」
「逆に序盤はドララッシュのリスクもあるので対空砲は上を向ける。」
「TH9前半はドララッシュ、ラヴァバル対策。TH9後半はラヴァバル対策をする」
という事が言えます。
クロスボウの役割として、
「自分の配置を補う」
あるいは、
「自分の配置を活かす」
どちらかになると思います。
もちろん、攻めて来る相手のユニットレベルを準備期間中にチェックするのは当然ですね。
ただし、あくまで個人的な考えなので全てにおいて必ず正しいという判断は出来ませんが、1つの考え方として参考になればと思います。
次回はTH10のクロスボウについて考えてみます。
それではまた。