防衛配置は自分で作らない。
どうもkdf1629です。
突然ですが私の現在のTHレベルはTH11です。とは言ってもTH10のほぼカンスト(壁は除く)にTH11で上げられるストレージ系(金庫やタンク)と対空砲をMAXまで上げて壁を25枚追加したものです。
TH10、TH11は「星2を安定して取る、星2を絶対に取らせない」事が重要だと思っていて、攻防合わせた結果こそが、そのプレイヤーの実力だと考えています。
という事で、私は防衛が大好きな訳です。
そして防衛は究極のストラテジーです。
本当を言うと攻めよりも好き。
いつも相手が攻めてくるのを楽しみにしているのです。
そんなどうでもいい話は置いといて防衛が上達するコツというか、確信したものがありますので書いてみようと思います。
最近たまに「防衛はどうしたら強くなるのか」という質問を受けます。
そして、「配置を試行錯誤して作ってみます」というコメントをもらいます。
その瞬間、これに対して私ははっきり言います。
「配置は絶対に自分で作らない事!」
言われた方は少しショックかもしれませんが、私は確信を持っているからそう言いたい。
なぜなら徒労に終わるから。意味がないから。
もちろん、これは防衛が上手くなりたいならの話です。
そうすると「何で?配置を作るのがクラクラなんじゃないの?」と言われるかもしれません。しかし、それはクラクラのリリース直後のプレイヤーの話です。
今は様々な対策がもう分かっています。
原始的な試行錯誤をする時期はとっくに終わりました。
例えばゴルフをやるとします。
ゴルフクラブが色々ある訳ですね。
ゴルフ初心者がやるんですよ。
では第1打。初心者だからパターでフルスイングしますか?
しませんよね?
何故ですか。
それはパターは「ボールを軽く打って転がすクラブだと知っているからです。」
では、「第1打でパターでフルスイングしたら飛ぶかもしれません。試しにやってみます!」(自分で配置を試行錯誤して作ってみます!)と言われたらどう答えるでしょうか?
私なら「パターは軽く打つ為のクラブだからドライバーを使いなよ。」(配置は自分で作らないで!)と言います。
間違っていません。
仮にパターで打ったとして分かるのは「パターは第1打に適していない、飛ばないゴルフクラブだ」という事です。
これを試す価値がありますか?
私はあるとは思いませんし、あるという人は極めて少数だとはっきり言えます。
では配置の話に戻します。
いい防衛配置とは何でしょうか。
1、同格から全壊を取られない配置?
2、あるいは格上から全壊を取られない配置?
違います。
「同格の上手いプレイヤーから全壊を取られない配置」です。
(格上で全壊が取れないのは、そもそも上手いプレイヤーではありませんので除外します。)
クラクラのプレイヤーが思いつく上の1番、2番の思考は極めて自然なものです。
私も以前は、そう思っていました。
先ほど、自分で配置を作る事をパターでフルスイングする事に例えて説明しましたが、この2点に関して実は決定的に違う部分があります。
これが1番の問題だと言いたい。
それは、「パターのフルスイングは間違いにすぐ気付くが、自作配置は気付くのに時間がかかる、あるいは気付かない事が多い。」
この為に費やした時間を無駄、意味がないとあえて言い切ります。
だって強い配置にしたいんですよね?
各戦術への対策の取り方は理解できていますか?
例えばTH9であれば、gowiva対策、gowipe対策、gowiwi、ホグラッシュ、ラヴァバル、クイヒー、ビッチ、ドララ、アルティメット、、、
対策のやり方が説明出来るでしょうか。
出来なければ強い配置は作れない。
つまり、言いたいのは
1、対策配置を理解していない人が1から配置を作る。
↓
2、それを攻めの下手な相手クランのメンバーが攻める。
↓
3、対策が出来ていないのに相手が下手な為に防衛が度々成功する。
↓
4、改良と称して配置をいじる。
↓
5、度々成功しながら間違いに気付かずTH9位までレベルが上がる。
↓
6、下手な相手プレイヤーが少なくなって防衛に限界を感じる。
↓
7、仕方なくテンプレ配置に変更。
↓
8、防衛率が悪いと変更、そしてまた変更。
これで防衛が理解出来ますか?上手くなりますか?という事です。
そして、この1から4に費やした時間が本当に無駄なんです。
パターなら一瞬で気付く事を、配置はとても長い時間をかけて気付いて、しかもその内容は
「自作配置は無理だ。テンプレをコピーして対策の勉強をしよう。」
たったこれだけ。
衝撃的じゃないですか。
しかも「対策の勉強をしよう」の考えに至らないプレイヤーは本当に多いです。
「じゃあ、どうすればいいんだ。」
と思ったならこうしたら良いと思います。
強いと評価されているテンプレ配置をブログなどで探す。
↓
そのテンプレ配置の壁や施設の位置から「同格からの何の戦術に強いかをあらかじめ考える」(ブログだと何対策か書いてある場合もあります)
↓
自分で強いと確信したなら、実際にそのままコピーしてマルチやクラン戦で使用する。
↓
何で強いのか、どうしたらもっと強くなるのかを考える。
↓
考えた内容で配置を微調整、マルチやクラン戦で使用して、実際に強くなったかをたくさんのデータから確認する。
これです。
気を付けたいのは、予習→実践→復習→予習と考え試して反省する事です。
これって勉強や仕事の常識ですよね。
私の考える強い配置とは、
「有効な配置を探し見極めて、必要な部分を正しい形に修正したもの。」です。
美味しいアップルパイを作りたいなら、まず美味しいリンゴを見極める力、そしてその美味しさを生かせる正しい料理法。
私が考える防衛上達の手順はとりあえずこんな感じです。
これにその他いくつかの要素が加わって強い防衛になると考えますが、
それはまた別の話。
(アップルパイに適したリンゴは、そのまま食べて美味しい物とは異なる場合があります)